無許可でゴミ収集し不法投棄の男２人を逮捕

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2010年6月15日(火) 15:52
無許可でゴミ収集し不法投棄の男２人を逮捕

ことし（２０１０年）１月、すさみ町の女性から代金１５０万円を受け取って無許可で家庭ゴミを収集し、串本町内と田辺市内に不法投棄していたとして、田辺市の男２人が、きょう（１５日）、廃棄物処理法違反の疑いで和歌山県警に逮捕されました。捕まったのは、田辺市新庄町（しんじょうちょう）の自称「何でも屋」経営、倉谷実（くらたに・みのる）容疑者５９歳と、田辺市福路町（ふくろまち）の井岡光雄（いおか・みつお）容疑者６３歳です。和歌山県警・生活環境課の調べによりますと、２人は共謀して、ことし（２０１０年）１月９日、すさみ町長の許可を受けずに、町内に住む４７歳の女性から代金１５０万円を受け取り、要らなくなった家具や布団などの家庭ゴミおよそ３５０キロを収集したほか、ゴミを、串本町高富（たかとみ）の山中や田辺市天神崎（てんじんざき）に不法投棄していた疑いです。ことし（２０１０年）４月末に「何でも屋」を名乗るゴミ処理業者のチラシが、有田地方から田辺・西牟婁地方にかけて配られたと、和歌山県消費生活センターに通報があったことから県警が捜査したところ、倉谷容疑者らの犯行とわかり、きょう（１５日）２人を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕しました。２人は容疑を認める供述をしています。県警では、このほかにも余罪が多くあるものとみて、追求しています。